看護部 教育システム
医療の高度化に伴い、新人看護師・卒後教育のあり方が問われています。
当院看護部における職員教育を総合的に企画・運営するために教育委員会を設置し、教育に関する院内・院外研修会の参加を通して、質の向上に努めています。
教育基本理念
信頼できる知識と技術を備えた、感性豊かな温かみのある人材を育成する。
教育目標
- 1.すべての看護職員に対して、知識・技術・人間性を高めるよう自己啓発をすすめる。
- 2.新卒看護師の教育・指導の充実
- 3.経験年別教育・指導の充実
- 4.看護専修学校実習病院としての教育・指導の充実
教育計画
患者さんに質の高い看護を実践するため、教育委員会を中心に継続教育を企画・運営しています。
より良い教育を行なうために、新人看護職員及び講師と内容を評価し、内容の充実に努めています。
また、クリニカルラダーを活用した段階的教育を実践し、人材育成と自己啓発、研鑽推進の充実を図ります。
新人を対象に20回(年間)に及ぶ研修会を開催しています。
またプリセプターとプリセプティーの交流会を随所にとりいれ、新人看護師のスムーズな育成を支援しています。
看護技術や新情報の研修会も30回(年間)近く開催し、院内で教育が受けられるよう学習の場を提供しています。
新人看護職員研修について
新人看護職員を対象に、新人看護職員研修ガイドラインで求められている看護の知識と技術や、
看護職員として必要な基本姿勢と態度を習得するため、1年間にわたり研修会を開催しています。
また、プリセプター制を導入し、新人看護職員のスムーズな育成を支援しています。
病棟配属前に、希望する3つの病棟と外来での業務見学や実施を行なうローテーション研修があり、
各病棟の特徴を知り、基本的な知識と技術が確認できるようにしています。
このように、病院・病棟スタッフ全員で新人看護職員を育てる体制が整っています。
2023年度4月より学研e-ラーニングを導入し、基本コースを中心に自己研鑽に励むことができます。